Words Left Unspoken
Karin: I’ve drafted that message so many times… but I’ve never sent it.
Nao: Yeah. I’ve typed and deleted my reply more times than I can count.
Karin: I’ve imagined how the conversation might have gone... if we’d just talked.
Nao: Me too. I’ve rehearsed it in my head a hundred times.
Karin: But somehow, silence has always won.
Nao: And now, the things we haven’t said feel louder than anything we could have.
ストーリー和訳
カリン: あのメッセージ、何回も下書きしたけど…一度も送れなかった。
ナオ: うん。僕も何度も返信を打っては消したよ。数えきれないほど。
カリン: もし話してたら、どうなってたか…その会話をずっと想像してる。
ナオ: 僕も。頭の中で何百回も練習した。
カリン: でもなぜか、いつも沈黙の方が強かった。
ナオ: そして今では、言えなかった言葉の方が、何よりも大きく響いてる。
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前からチャンク理解
"I've drafted that message..."(そのメッセージを何度も書いた)
→ "so many times..."(何回も)
→ "but I've never sent it."(でも一度も送っていない)
ネイティブの感覚
完了形を2つ並べて、「行動した痕跡」と「結局しなかった結末」を対比。言葉にならなかった想いが、今もそこに“残っている”感覚を出している。
(補足)文法的な説明
どちらも現在完了「経験」用法。`have never sent` は否定の経験、「一度も送ったことがない」のニュアンスを表す。
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前からチャンク理解
"I've imagined..."(ずっと想像してきた)
→ "how the conversation might have gone."(会話がどうなっていたか)
ネイティブの感覚
現在完了 `I've imagined` によって「ずっと心にある未完の思い」を表現。後半の仮定法過去完了 `might have gone` が“起きなかった可能性”を強調し、後悔や未練がにじむ。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」+仮定法過去完了構文。if節は省略され、文全体が「実現しなかった会話の想像」を描く。
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前からチャンク理解
"The things we haven't said..."(私たちが言えなかったこと)
→ "feel louder..."(より大きく感じる)
→ "than anything we could have."(言えたかもしれないどんな言葉よりも)
ネイティブの感覚
言わなかったことが“今も心の中で鳴り響く”という逆説的な表現。`haven’t said` という完了形が、“現在に影響を残す沈黙”を強調している。
(補足)文法的な説明
現在完了「完了・未完」用法。否定形 `haven’t said` により、「今までずっと言っていないこと」が話者の“今”の感情を作っている。