Unspoken
Airi: I’ve written so many drafts… but I’ve never actually sent any of them.
Leo: Really? I’ve always wondered if you had something you wanted to say.
Airi: I have. I’ve wanted to say so much. But the words have always slipped away when I tried.
Leo: I’ve imagined what those words might’ve been. Many times.
Airi: It’s strange, isn’t it? I’ve carried those unsaid words longer than I’ve realized.
Leo: Maybe… even words unspoken can still leave echoes.
ストーリー和訳
アイリ: たくさん下書きを書いたの。でも、一度も送ったことないの。
レオ: そうだったんだ。何か伝えたいことがあるのかなって、ずっと思ってたよ。
アイリ: あったよ。すごくたくさん。でも言おうとすると、いつも言葉が逃げていった。
レオ: その言葉、どんな内容だったのか、何度も想像したよ。
アイリ: 不思議だよね。言葉にしなかった想いを、私ずっと抱えてたんだって気づいたの。
レオ: もしかしたら……声にしなかった言葉も、心に響くことってあるんじゃないかな。
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前からチャンク理解
"I've written..."(私は書いてきた…)
→ "so many drafts"(たくさんの下書きを)
→ "but I've never sent any"(でも一度も送っていない)
→ "of them"(それらのうちのどれも)
ネイティブの感覚
`I've written`で「これまでずっと」やってきた努力を表し、`I've never sent`で「一度もできなかった」という未完の事実を際立たせる。完了形による“ためらいの軌跡”。
(補足)文法的な説明
`have + 過去分詞` による経験・継続の表現。対比構造(書いてきた vs 送っていない)によって「伝えられなかった背景」を表現。
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前からチャンク理解
"I've wanted..."(私はずっと望んできた)
→ "to say so much"(たくさんのことを言いたくて)
→ "but the words"(でもその言葉たちが)
→ "have always slipped away"(いつも逃げていった)
ネイティブの感覚
`I've wanted` は「ずっと思ってきたのに叶わなかった気持ち」。`have slipped away` で「その度に逃げていった」ことを完了形で描写し、感情の繊細さを伝える。
(補足)文法的な説明
`want to + 動詞` を完了形で使うと「ずっと〜したかったができなかった」という未完了の思いを表現できる。
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前からチャンク理解
"I've carried..."(私は抱えてきた)
→ "those unsaid words"(言えなかった言葉を)
→ "longer than I've realized"(自分が気づいていたよりも長く)
ネイティブの感覚
`I've carried` は「ずっと抱え続けていた」重さを表し、`longer than I've realized` で「思っていたよりずっと…」という驚きと自己認識の深まりを伝える構文。
(補足)文法的な説明
比較構文 `longer than` に完了形を絡めることで、想定していた時間と実際の継続の差を強調できる。感情と時間を同時に測る表現。