The Next Chapter
Naoto: I thought we’d reached the end.
Aya: So did I. But the story hasn’t ended—it’s just paused.
Naoto: I’ve written so many pages in my head since that night.
Aya: And I’ve reread the ones we already lived. Every word, every moment.
Naoto: Maybe we’ve never stopped writing. We’ve just been waiting for the right line.
Aya: Then let’s not end it. Let’s continue from the comma, not the period.
ストーリー和訳
ナオト: もう終わったと思ってたんだ。
アヤ: 私も。でも物語は終わってない。ちょっと止まってただけ。
ナオト: あの夜から、頭の中で何ページも書き続けてたよ。
アヤ: 私は、すでに一緒に過ごしたページを読み返してた。すべての言葉も、瞬間も。
ナオト: 多分、僕らは書くのをやめてなかった。ただ、ぴったりな一行を待ってただけなんだ。
アヤ: じゃあ終わらせないで。句点じゃなくて、読点からまた続けよう。
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前からチャンク理解
"The story hasn't ended..."(その物語は終わっていない)
→ "it's just paused."(ちょっと止まっていただけ)
ネイティブの感覚
否定の完了形で「完了していない」状態を表し、“終わりではなく、継続可能な一時停止”という余韻を残す。物語の続きを期待させる表現。
(補足)文法的な説明
現在完了「完了の否定」。`hasn't ended` で「終わってしまったわけではない」ことを強調。
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前からチャンク理解
"I've written..."(私は書き続けてきた)
→ "so many pages in my head..."(頭の中でたくさんのページを)
→ "since that night."(あの夜から)
ネイティブの感覚
`since that night` によって明確な時間の始まりが提示され、そこから今まで続いている内面的な活動(思考・想像)を描いている。完了形で“今の感情の背景”を語る。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続・累積的経験」用法。`since + 過去の時点` は完了形とよく組み合わされる。
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前からチャンク理解
"Maybe we've never stopped..."(たぶん僕たちは止まってなかった)
→ "writing."(書き続けてたんだ)
ネイティブの感覚
`never stopped` によって、「無意識の継続」を自然に表現。過去の中断はあっても、本当の意味で止まったことはないという想いを込める。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」の否定形。`never + 過去分詞` は「一度も~していない」経験の不在・継続の肯定を表す。