Legacy of Belief
Sora: Do you remember what your grandfather stood for?
Yui: He believed in justice. Always. He’s held that belief all his life.
Sora: And now you’ve carried it on.
Yui: I’ve tried. I’ve followed in his footsteps, even when I wasn’t sure it was right.
Sora: But that doubt makes your belief even stronger.
Yui: Maybe. But I know I’ve never walked this path alone.
ストーリー和訳
ソラ: おじいさんが大切にしていたこと、覚えてる?
ユイ: 正義を信じてた。いつでも。彼はずっと、その信念を持ち続けていたよ。
ソラ: そして今、それを君が受け継いでる。
ユイ: そうあろうとしてきた。迷いながらも、彼の足跡を辿ってきたよ。
ソラ: その迷いがあるからこそ、君の信念は深くなるんだ。
ユイ: そうかもね。でも一つだけ言えるのは、私はこの道をひとりで歩いてきたわけじゃないってこと。
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前からチャンク理解
"He's held that belief..."(彼はその信念を持ち続けてきた)
→ "all his life."(彼の人生ずっと)
ネイティブの感覚
`held` は「握っていた」「離さなかった」という意志の強さを含む。完了形でそれが「今まで続いてきた」ことを自然に伝える。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法。`all his life` は長い期間の継続を示し、完了形との相性が非常によい。
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前からチャンク理解
"I’ve followed in his footsteps..."(私は彼の足跡を辿ってきた)
→ "even when I wasn’t sure."(確信がなかったときでさえ)
ネイティブの感覚
`follow in someone's footsteps` は「尊敬する人と同じ生き方をする」という表現。完了形を使うことで、その選択が“今の自分”にどうつながっているかを伝える。
(補足)文法的な説明
現在完了「経験と影響」用法。迷いながらも続けてきたことの蓄積を語る場面でよく使われる。
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前からチャンク理解
"I’ve never walked..."(私は一度も歩いたことがない)
→ "this path alone."(この道をひとりで)
ネイティブの感覚
過去からずっと「誰かの存在」を感じながら歩んできた人生。それを `never` と完了形で表すことで、「ずっと支えられてきた自分」を優しく表現している。
(補足)文法的な説明
現在完了「経験否定」用法。`never + 過去分詞` によって「一度も~したことがない」経験の不在を表す。