ページ41 完了形と“人間関係の距離”

完了形は「会ってなかった」「話してなかった」など、人と人との“間”に流れた時間を表現するのにぴったり。

Long Time, No See

Ava: I can’t believe it’s you! I haven’t seen you in years!

Leo: I know, right? I’ve missed you so much.

Ava: Why haven’t you called?

Leo: I’ve been meaning to… but life got crazy.

Ava: Well, I’m glad we’ve reconnected now.

ストーリー和訳

エイヴァ: 信じられない、あなただなんて!何年も会ってなかったのに!
レオ: ほんとだよね?ずっと君に会いたかった。
エイヴァ: どうして電話してこなかったの?
レオ: かけようとは思ってたんだけど…バタバタでさ。
エイヴァ: でも、今こうしてまた話せてよかったよ。

I haven’t seen you in years!
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「ずっと会ってなかった」時間の距離
`haven’t seen + in years` は、今再会した喜びの背景として「ずっと空いていた時間」を表現する代表的な完了形。

I’ve missed you so much.
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「会えなかった時間の想い」
`have missed` は会えなかった期間に抱えていた寂しさを、今やっと伝えるときに自然な形。so much で感情も補強。

Why haven’t you called?
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「してこなかった」ことを責めずに尋ねる
`haven’t called` は「今までの不在」をやんわり責める時に使える形。過去形より柔らかく、文脈によっては温かさもある。

I’ve been meaning to...
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完了進行形で「やろうと思ってた」言い訳
`have been meaning to` は「ずっとそうしようと思ってたのにできなかった」という心の葛藤や言い訳をやさしく伝える定番表現。