ページ22 同一・類似・相違

`the same as`, `similar to`, `different from`

Family Traits (家族の気質)

My family is a mix of personalities. My taste in music is the same as my father's. My fashion sense is similar to my sister's, though not identical. However, my personality is completely different from my mother's. It's interesting how we can be so alike and yet so unalike.

本文の和訳

私の家族は様々な個性が入り混じっています。私の音楽の好みは父のと同じです。私のファッションセンスは、全く同じではありませんが、姉のと似ています。しかし、私の性格は母のとは全く違います。私たちがこれほど似ていながら、これほど似ていないことがあるのは興味深いです。

My taste in music is the same as my father's.
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"My taste in music is the same..." (私の音楽の好みは同じだ…)
→ "...as my father's." (私の父のと)

ネイティブの感覚

`the same as` は「〜と全く同じ」という同一性を表す基本表現です。`the same` と `as` がセットで使われるのがポイント。`my father's` は `my father's taste` の省略形です。二つのものがぴったり重なるイメージです。

My fashion sense is similar to my sister's.
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"My fashion sense is similar..." (私のファッションセンスは似ている…)
→ "...to my sister's." (私の姉のと)

ネイティブの感覚

`similar to` は「〜と似ている」という類似性を表します。「全く同じ」ではないけれど、共通点が多いというニュアンスです。`the same as` が=(イコール)なら、`similar to` は≈(ニアリーイコール)のイメージです。

My personality is completely different from my mother's.
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"My personality is completely different..." (私の性格は全く違う…)
→ "...from my mother's." (私の母のとは)

ネイティブの感覚

`different from` は「〜と違う」という相違点を表す最も標準的な形です。イギリス英語では `different to`、アメリカ英語では `different than` も使われますが、`from` が最も広く受け入れられています。二つのものが離れているイメージです。

The result was very different from what I had expected.
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"The result was very different..." (その結果は大きく異なっていた…)
→ "...from what I had expected." (私が期待していたこととは)

ネイティブの感覚

`from` の後には名詞だけでなく、`what I had expected` (私が期待していたこと) のような節を続けることもできます。これにより、「現実」と「期待」のような抽象的なものを比較して、その違いを述べることが可能になります。