ページ29 `feel like ~ing`

「〜したい気分だ」という漠然とした願望

A Lazy Sunday (気だるい日曜日)

It's Sunday and I have no plans. I don't feel like doing anything productive today. I just feel like watching a movie on the sofa. My friend invited me out, but I told her I didn't feel like going out in the rain.

本文の和訳

日曜日で、何の予定もない。今日は何か生産的なことをする気分じゃない。ただソファで映画を見たい気分だ。友達が外出に誘ってくれたけど、雨の中を出かける気分ではないと伝えた。

I feel like watching a movie.
この文の感覚を掴む

前からチャンク理解

"I feel like..." (私は〜のような気分だ…)
→ "...watching a movie." (映画を見るという)

ネイティブの感覚

`feel like ~ing` は「〜したい気分だ」と訳される非常に口語的な表現です。`I want to...` が比較的はっきりした願望を表すのに対し、`feel like` はもっと漠然とした、その時の「気分」や「気持ち」を表します。`like` は「〜のような」という前置詞なので、後ろに動名詞が来るのが自然な流れです。「映画を見る、という感じがする」といったニュアンスです。

I don't feel like doing anything.
この文の感覚を掴む

前からチャンク理解

"I don't feel like..." (私は〜のような気分ではない…)
→ "...doing anything." (何かをするという)

ネイティブの感覚

否定形で使うと「〜する気分じゃない」という、気乗りしない気持ちを表せます。「何かをする」という行為に対して「そういう気分ではない」と、自分の感情の状態を説明しています。何かを断る時の、柔らかい言い方としてもよく使われます。