A Stubborn Argument (頑固な議論)
I tried to change his mind, but he wouldn't listen. It's no use talking to him when he's like that. It's no good trying to convince a person who doesn't want to be convinced. I've learned that some things are best left alone.
本文の和訳
彼の考えを変えようとしたが、彼は聞こうとしなかった。彼がそんな調子の時に話しかけても無駄だ。説得されたくない人を説得しようとしても無駄である。そっとしておくのが一番なこともあると学んだ。
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前からチャンク理解
"It's no use..." (それは何の役にも立たない…)
→ "...talking to him." (彼に話しかけることは)
ネイティブの感覚
`It's no use ~ing` は、「〜しても無駄だ、役に立たない」という意味の決まり文句です。`use` はここでは「有用性、利益」といった名詞です。「彼に話しかけるという行為」には「何の利益もない(no use)」という、諦めの気持ちが込められています。有名なことわざ `It's no use crying over spilt milk.`(覆水盆に返らず)で覚えると効果的です。
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前からチャンク理解
"It's no good..." (それは良くない、無駄だ…)
→ "...trying to convince him." (彼を説得しようとすることは)
ネイティブの感覚
`It's no good ~ing` は `It's no use ~ing` とほぼ同じ意味で、「〜しても無駄だ、意味がない」と訳せます。`good` はここでは「良い結果、メリット」といったニュアンスです。「彼を説得しようと試みるという行為」には「良い結果が伴わない(no good)」という、徒労感を表現しています。`use` よりも少し口語的な響きがあります。