ページ10 動名詞の受動態

「〜されること」を表す `being + 過去分詞`

Feedback Session (フィードバックの時間)

Nobody likes being criticized in public. I, for one, avoid being seen as lazy. However, I don't mind being given constructive feedback. In fact, I'm proud of being chosen for this project.

本文の和訳

誰も人前で批判されることは好きではありません。私個人としては、怠け者と見られることを避けています。しかし、建設的なフィードバックを与えられることは気にしません。実際、このプロジェクトに選ばれたことを誇りに思っています。

Nobody likes being criticized.
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前からチャンク理解

"Nobody likes..." (誰も好まない…)
→ "...being criticized." (批判されるという状態を)

ネイティブの感覚

動名詞の受動態は「〜されること」という「状態」や「行為」を一つの名詞の塊にします。`being` は「〜である状態」を、`criticized` は「批判される」という受け身のアクションを表します。この二つが合わさって「批判されている状態」という一つのパッケージになり、`likes` の目的語になっています。「批判する」のではなく「される」という受け身の行為が嫌いだ、という点を明確に表現しています。

I'm proud of being chosen.
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前からチャンク理解

"I'm proud of..." (私は〜を誇りに思う…)
→ "...being chosen." (選ばれたという状態を)

ネイティブの感覚

前置詞 `of` の後ろなので、名詞の役割をする動名詞が来ます。そして、「選ぶ」のではなく「選ばれる」という受け身の行為を表現したいので、`being chosen` という形になります。「自分が選んだこと」ではなく、「自分が選ばれたという事実・状態」を誇りに思っている、というニュアンスが正確に伝わります。