色の表現

好きな色、服の色、空の色…日常会話は「色」の表現であふれています。
スペイン語の色の表現は、これまでに学んだ形容詞のルールと全く同じです!「名詞の性・数に合わせる」という基本を意識すれば、もう何も怖くありません。

まずは基本!12色を覚えよう

日常会話でよく使われる基本的な色です。カードをクリックして、音声を聞きながら覚えましょう!

色の最重要ルール:形容詞として使う時の「活用」

色は形容詞の仲間なので、飾る名詞の性・数に合わせて形が変化します。ただし、変化するグループとしないグループの2種類があります。

グループA:語尾が-oで終わる色 → 性・数に合わせて4変化!

rojo, amarillo, blanco, negro, morado, dorado などがこの仲間です。飾る名詞に合わせて、語尾が -o, -a, -os, -as の4つの形に変わります。

例:rojo (赤い) の変化

グループB:それ以外の色 → 数のみ変化! (男女同形)

verde, azul, gris, marrón など、-o以外で終わる色です。これらは男女で形が変わりません!複数形になる時に -es-s が付くだけなので、とても楽ですね。

例:verde (緑の) の変化

特別ルール:naranja, rosa, violeta

これらの色は、もともと「オレンジ(果物)」「バラ」「スミレ」という名詞に由来するため、性・数で形を変えない(無変化)のが一般的です。これも覚えておくと便利です。

例文:una falda naranja (オレンジ色のスカート), vestidos rosa (ピンクのドレス)

応用編:もっと豊かに色を表現する

明るい色、暗い色

色の後ろに claro (明るい) や oscuro (暗い) を付けることで、色合いを表現できます。

色を「名詞」として使う

色の前に定冠詞の el を付けると、「赤色」「青色」のように、色そのものを名詞として使うことができます。