好きな色、服の色、空の色…日常会話は「色」の表現であふれています。
スペイン語の色の表現は、これまでに学んだ形容詞のルールと全く同じです!「名詞の性・数に合わせる」という基本を意識すれば、もう何も怖くありません。
日常会話でよく使われる基本的な色です。カードをクリックして、音声を聞きながら覚えましょう!
色は形容詞の仲間なので、飾る名詞の性・数に合わせて形が変化します。ただし、変化するグループとしないグループの2種類があります。
-o
で終わる色 → 性・数に合わせて4変化!rojo
, amarillo
, blanco
, negro
, morado
, dorado
などがこの仲間です。飾る名詞に合わせて、語尾が -o, -a, -os, -as の4つの形に変わります。
例:rojo
(赤い) の変化
un coche rojo
(一台の赤い車)una flor roja
(一輪の赤い花)unos coches rojos
(数台の赤い車)unas flores rojas
(数輪の赤い花)verde
, azul
, gris
, marrón
など、-o
以外で終わる色です。これらは男女で形が変わりません!複数形になる時に -es
や -s
が付くだけなので、とても楽ですね。
例:verde
(緑の) の変化
un coche verde
(一台の緑の車)una flor verde
(一輪の緑の花)coches verdes
, flores verdes
(緑の車たち、緑の花たち)naranja
, rosa
, violeta
これらの色は、もともと「オレンジ(果物)」「バラ」「スミレ」という名詞に由来するため、性・数で形を変えない(無変化)のが一般的です。これも覚えておくと便利です。
例文:una falda naranja
(オレンジ色のスカート), vestidos rosa
(ピンクのドレス)
色の後ろに claro
(明るい) や oscuro
(暗い) を付けることで、色合いを表現できます。
azul claro
verde oscuro
色の前に定冠詞の el
を付けると、「赤色」「青色」のように、色そのものを名詞として使うことができます。
Mi color favorito es el rojo.
(私の好きな色は赤です。)Me gusta el azul.
(私は青色が好きです。)