try は、`study`と同じく、yで終わる動詞の基本的な変化ルールに従う規則動詞です。スペルに注意しましょう。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | try | Let's try again. |
三単現形 (3rd Person Singular) | tries | He always tries his best. |
過去形 (Past) | tried | I tried to call you. |
過去分詞形 (Past Participle) | tried | Have you tried this cake? |
現在分詞形 (Present Participle) | trying | I'm trying to concentrate. |
スペル注意!: `try`のように「子音 + y」で終わる動詞は、三単現形では`y`を`i`に変えて`es`を付け(tries)、過去形・過去分詞形では`y`を`i`に変えて`ed`を付けます(tried)。
try をマスターする鍵は、「やってみる」という挑戦のイメージと、後ろに続く形で意味が180度変わるというルールを理解することです。
try の本質は、結果がどうなるか分からなくても、目標達成や問題解決のために「試しに一度、行動してみる」という、挑戦的な姿勢です。努力して試みる場合も、気軽に試す場合も、この「試行」の感覚が根底にあります。
この2つの意味は全く異なります。`stop`のパターンと並ぶ、英語学習における最大の関門の一つです。
I tried to open the heavy door.
(私はその重いドアを開けようと試みた → 開いたかどうかは不明)The door didn't open, so I tried pushing it.
(ドアが開かなかったので、試しに押してみた)「目標への努力」なら`to do`、「手段としての試行」なら`-ing`と、はっきりと区別して覚えましょう。
食べ物を「試食する」、服を「試着する」など、自分に合うかどうかを「試す」使い方です。特に服の場合は、句動詞`try on`が非常によく使われます。
例文:You should try this cheese. It's delicious.
(このチーズを試してみて。美味しいですよ。)
this cheese
- 指示詞で特定されています。
例文:Can I try on this jacket?
(このジャケットを試着してもいいですか?)
this jacket
- 指示詞で特定されています。
try on (〜を試着する): She is in the fitting room, trying on a dress.
(彼女は試着室でドレスを試着しています。)
the fitting room
- 特定の試着室。a dress
- 「一着のドレス」という不特定のものを指すため`a`。
try out (〜を(機能などを確かめるために)試してみる): I'm going to try out the new software.
(私はその新しいソフトウェアを試してみるつもりだ。)
the new software
- 話題になっている特定のソフトウェアなので`the`。
お疲れ様でした!`try`の使い方は、特に後ろに続く動詞の形が重要であることが、お分かりいただけたでしょうか。
`try to do`と`try -ing`の意味の違いは、英語のテストでも会話でも頻出する超重要項目です。この機会に完璧にマスターして、英語力に大きな差をつけましょう!