do

ステップ1:動詞doの活用

do は不規則動詞です。三単現形のdoes、過去形のdid、過去分詞形のdoneの形と発音をしっかり覚えましょう。

活用形例文(クリックで発音)
原形 (Base Form)doWe have a lot to do.
三単現形 (3rd Person Singular)doesHe does a lot of volunteer work.
過去形 (Past)didI did my best on the test.
過去分詞形 (Past Participle)doneThe work is almost done.
現在分詞形 (Present Participle)doingShe is doing her makeup.

ステップ2:doのコアイメージとmakeとの違い

本動詞doの根本的なイメージは、「具体的な中身は問わず、何らかの『行動をすること』」です。この「プロセス」重視の感覚が、makeとの違いを生みます。

doのコアイメージ:「行動・活動のプロセス」

do は、何かを「作り出す(make)」という結果よりも、「行動や活動そのものを行うプロセス」に焦点が当たっています。「宿題をする」「仕事をする」「運動をする」など、具体的な動作や作業全般を指し示す、非常に汎用性の高い「行動」の動詞です。

重要: do と make の違い

この2つは混同しがちですが、コアイメージで区別できます。

ステップ3:本動詞doが使われる主なパターン

ネイティブは、特定の活動や作業について話すとき、決まった形でdoを使います。このパターンを覚えることが、自然な英語への近道です。

① 仕事・勉強・家事 (Work, Study, Chores)

日々のタスクや義務的な活動に対して、幅広く使われます。

② 身体的な活動・運動 (Physical Activities & Exercise)

特に、武道や個人で行うエクササイズなど、決まった型のある活動によく使われます。

③ 努力・パフォーマンス (Effort & Performance)

行動の質や、誰かのための行いを表現するのに使われます。

④ 身だしなみ・手入れ (Grooming & Care)

髪や化粧など、自分自身のケアに関する行動にも使われます。

⑤ 漠然とした行動・動詞の代用 (General Actions)

特定の動詞を繰り返したくない時や、漠然とした行動を指すときに、代名詞のように便利に使われます。

まとめ:本動詞doを使いこなす

お疲れ様でした!本動詞としてのdoは、「行動する」というシンプルな意味ながら、非常に多くの決まった使い方(コロケーション)があることが分かったと思います。

まずはこのページにあるパターンを覚えることから始めましょう。そうすれば、日常会話の様々な場面で、ごく自然にdoを使いこなせるようになります!