be

ステップ1:最重要!be動詞の活用(変化)を覚える

be動詞は、主語や時制によって全く違う形に変化する、英語で最も不規則な動詞です。これはbe動詞を使いこなすための絶対的な基礎ですので、何度も声に出して暗記しましょう。

現在形と過去形の変化

主語現在形 (Present)過去形 (Past)
I (私)amwas
You (あなた)arewere
He/She/It (彼/彼女/それ)iswas
We (私たち)arewere
They (彼ら/それら)arewere

その他の形

原形現在分詞形過去分詞形
bebeingbeen

ステップ2:be動詞のコアイメージ「=」(イコール)を掴む

本動詞としてのbe動詞の働きは、すべて「=(イコール)」というコアイメージで説明できます。

be動詞のコアイメージ:「A = B」

本動詞のbe動詞は、主語(A)と、その説明(B)を「イコール」で結びつける、文の「つなぎ役」です。動きのある他の動詞とは異なり、be動詞はAとBが等しいという「静的な関係」や「状態」を示します。

この「B」に何が来るかによって、be動詞の意味が「〜です」「〜な状態です」「〜にいます」のように変化して見えますが、根本はすべて「A=B」の関係です。

ステップ3:本動詞beが持つ3つの意味(A=Bの3パターン)

「A=B」の「B」の部分に入る言葉の種類によって、本動詞のbeは大きく3つの使い方に分けられます。

① A = B(名詞) → 正体・定義「〜は〜です」

主語(A)が「何者」または「何」であるか(B)を説明します。AとBをイコールで結び、その正体を定義する働きです。

② A = B(形容詞) → 性質・状態「〜は〜な状態です」

主語(A)が「どんな性質・状態」であるか(B)を説明します。AとBをイコールで結び、その様子を描写する働きです。

③ A = B(場所・時)→ 存在「〜にいる、〜にある」

主語(A)が「どこに、またはいつ存在する」のか(B)を説明します。Aの存在がBという場所・時とイコールであることを示す働きです。

まとめ:本動詞beを使いこなす

お疲れ様でした!本動詞としてのbe動詞は、見かけの形は複雑でも、その働きは非常にシンプルです。

英文の中でbe動詞が単独で動詞として使われていたら、必ずこの3つのどれかに当てはまります。この基本をしっかり押さえることが、より複雑な英文を理解するための第一歩です!