「名詞」ってなんだろう?

すべての基本、モノや人の「名前」を表す言葉です。

名前、それが名詞

あなたの身の回りにある、すべてのモノには名前がありますよね。それが「名詞」です。名詞は、これから作る「名詞句」という部品の核(コア)になります。

まずは、どんな言葉が名詞なのか、下のボックスで確認してみましょう。

重要な2つの分類:「数えられる」か「数えられない」か

英語の名詞を扱う上で、避けては通れないのがこの分類です。今後のステップで非常に重要になりますので、ここでしっかり区別しておきましょう。

① 数えられる名詞 (Countable Nouns)

「1つ、2つ、3つ...」と数えられるものです。形がはっきりしているものが多く、ほとんどの名詞はこれにあたります。

② 数えられない名詞 (Uncountable Nouns)

決まった形がなく、数えられないものです。液体、材料、抽象的な概念などがこれにあたります。「1つの水」とは言わず「コップ1杯の水」のように容器に入れたり、「1つの愛」ではなく「たくさんの愛」のように量を表したりしますね。

💡 「え、お金(money)って数えられるじゃん!」と思いましたか? 英語では「one money, two moneys」とは言いません。「one dollar, two dollars」のように単位で数えます。そのため、`money` という単語自体は「数えられない名詞」の仲間になります。同様に `furniture`(家具)も「a chair, two tables」のように個々のアイテムは数えられますが、`furniture` という集合的な概念は数えられないとされます。この感覚は、これから少しずつ慣れていきましょう。

この「数えられるかどうか」が、次のステップで学ぶ冠詞(a/an)の使い方に直結します。