Still Echoing
Naoki: You know, I’ve never forgotten what you said that night.
Mika: I didn’t think it mattered that much.
Naoki: It mattered more than you realize. I’ve carried it with me ever since.
Mika: I’m… sorry. I never meant to hurt you.
Naoki: You didn’t. Not really. If anything, you helped me see things more clearly.
Mika: Then I’m glad. Even if it wasn’t easy back then.
ストーリー和訳
ナオキ: あの夜、君が言ったこと、今まで一度も忘れたことがないんだ。
ミカ: そんなに大事なことだったとは思わなかった。
ナオキ: 君が思っているより、ずっと大きかったよ。あれ以来、ずっと心に残ってる。
ミカ: ごめん… 傷つけるつもりじゃなかった。
ナオキ: 傷ついたわけじゃない。むしろ、気づかせてくれたんだ。
ミカ: そうなら良かった。あの頃は、何もかも簡単じゃなかったけどね。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"I’ve never forgotten..."(一度も忘れたことがない)
→ "what you said that night."(あの夜、君が言ったこと)
ネイティブの感覚
過去の出来事が、ずっと記憶に残っていて、今も影響している。その「忘れなかった時間」が今に続いている感覚を完了形で描写。
文法的な説明
現在完了「継続」用法。「一度も~していない」という否定の継続を `have never + 過去分詞` で表す。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"I’ve carried it..."(それを抱えてきた)
→ "with me ever since."(それ以来ずっと)
ネイティブの感覚
「心にずっと持ち続けてきた」という感情的な重みが伝わる。完了形と `ever since` の組み合わせが「今まで継続中」の印象を強調。
文法的な説明
現在完了「継続」用法。`ever since` は完了形と非常に相性が良く、「ある過去の一点から現在まで」の流れを表す。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"You helped me..."(君は私を助けてくれた)
→ "see things more clearly."(もっとはっきり物事を見るように)
ネイティブの感覚
この文自体は完了形ではないが、完了形に続く「気づき」の結果として機能しており、文脈的に完了形の効果とセットで用いられている。
文法的な説明
`help + 人 + 動詞の原形` の構文。「誰かに〜させる手助けをする」という意味。完了形の直後にくることで「その結果」として補足される。