ページ50 完了形・まとめページ(型・感覚・文脈)

完了形は「使い方」ではなく「感じ方」だ。ここまでのすべてを整理し、感情・背景・時間とつながる英文の地力を固めよう。

Looking Back, Moving Forward

Emma: I’ve made a lot of mistakes… but I’ve also grown a lot.

Luca: Yeah. We’ve been through so much together.

Emma: I’ve learned that pain doesn’t last forever, but growth does.

Luca: I’ve realized one thing—everything we’ve been through has shaped us.

Emma: And I’ve never been more ready for what’s next.

ストーリー和訳

エマ: たくさん間違えてきたけど… それだけ成長もできた。
ルカ: ああ。本当にいろんなこと、一緒に乗り越えてきたよな。
エマ: 痛みはいつか消える。でも、成長は残るんだって気づいたの。
ルカ: 一つだけ言える。これまでの全部が、今の自分たちを作ったってこと。
エマ: そして、これほど「前に進む準備ができた」って感じたことはないよ。

I’ve made a lot of mistakes… but I’ve also grown a lot.
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「過去の積み重ね」をどう受け取るか
過去の失敗と、それを通して得た成長。どちらも完了形で語ることで、今の自分を構成する“背景”になる。

We’ve been through so much together.
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「経験の共有」×「時間の共有」
`have been through` は「一緒に乗り越えた」ことを意味し、人間関係の深さや信頼の根拠としてよく使われる。

I’ve learned that pain doesn’t last forever.
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学び・気づき・成長の表現
完了形で「経験による学び」を伝える表現。特に that節とセットで、自分の中の“変化”や“気づき”を言語化できる。

I’ve never been more ready for what’s next.
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「今が一番準備できている」現在の集大成
`have never been + 比較級` は「今がこれまでで一番」という表現。完了形ならではの「今この瞬間」の重みを出せる。