自動詞+前置詞でSVOのような形(状態)
自動詞+前置詞(状態)の定義
- 自動詞+前置詞(状態): 自動詞(目的語を必要としない動詞)が前置詞+名詞を伴い、結果的に「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」のようなSVOの形に見える構文で、状態や関係を表す。動作動詞(例: talk, run)ではなく、状態動詞(例: belong, depend)が用いられ、前置詞句が状態の対象や状況を補足。
- 特徴: 自動詞単体で完結可能だが、前置詞句で状態の対象、関係、依存を明確化。句動詞(例: depend on)や前置詞付き慣用表現が含まれる。動作(例: walk to)は除外し、状態に限定。
自動詞+前置詞(状態)の主な用法
1. 前置詞句で状態の対象や関係を補足
- 定義: 状態動詞に前置詞+名詞を加え、状態や関係の対象を描写。SVOのように見えるが、名詞は前置詞句の一部で、所有や依存を示す。
- 例:
2. 句動詞として状態を表すSVOのような形
- 定義: 状態動詞+前置詞/副詞が句動詞として機能し、目的語に見える名詞を取るが、実際は前置詞句や副詞句の一部。状態や依存関係を強調し、SVOの他動詞とは異なる。
- 例:
自動詞+前置詞(状態)と他動詞の違い
- 自動詞+前置詞(状態): 動詞単体で完結可能(例: I depended.)。前置詞句(on help)は状態の対象や依存を補足。例: I depended on help(helpは目的語ではなくonの対象)。
- 他動詞: 目的語が必須(例: I needed help=helpは直接目的語)。前置詞は不要。例: I needed help(SVO) vs. I depended on help(SV+前置詞句)。
誤用しやすいポイント
- 前置詞の省略不可: 「I depended help」は誤り。正: 「I depended on help」。
- 他動詞との混同: 「I needed on help」は誤り(needは他動詞)。正: 「I needed help」。
- 句動詞の目的語位置: 「I relied on them」は正しいが、「I relied them on」は誤り。
- 前置詞の選択: 「I belonged at the club」は誤り。正: 「I belonged to the club」。