No | 背景 | 説明 |
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1 | 三日月島 | 三日月の形をした島。 かつて島には「底蟲村」があったが廃村となり、 その後に岸猿家が「私設監獄」を建てたらしいが、大正に廃止となった。 それ以降は無人島となっていたが、それを我孫子が買い付け、屋敷に改修した。 |
2 | 底蟲村 | 江戸時代の三日月島にあった村。何かの理由により、廃村となった。 |
3 | 岸猿家 | 明治に紡績工場により、巨大な富を得て、奉公人たちを工場で強制労働させていた。 反抗したり逃げ出す者を私設監獄に閉じ込めていたが、大正になり廃止。 昭和になり、工場が全焼、相場での失敗、奉公人に金を持ち逃げ…などにより没落し、 最後の当主は身を投げて死んだ。 監獄に閉じ込められた「奉公人たちの祟り」とも噂されたという。 |
4 | わらべ唄 | 江戸時代の底蟲村で歌われていた唄で、歌詞は5番まである。 「悪たれイタチのふうのしん」が喉を切り裂いたり、 手足をもいだり、高い所に立たされたり、 夏に大雪を降らせたりするので、怖い…という内容である。 最後にふうのしんは、わっかが解ければ慌てて逃げる…と唄われている。 |