study は、yで終わる動詞の基本的な変化ルールに従う規則動詞です。スペルに注意しましょう。
| 活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
|---|---|---|
| 原形 (Base Form) | study | I need to study. |
| 三単現形 (3rd Person Singular) | studies | She studies every night. |
| 過去形 (Past) | studied | We studied hard. |
| 過去分詞形 (Past Participle) | studied | He has studied abroad. |
| 現在分詞形 (Present Participle) | studying | What are you studying? |
スペル注意!: `study`のように「子音 + y」で終わる動詞は、三単現形では`y`を`i`に変えて`es`を付け(studies)、過去形・過去分詞形では`y`を`i`に変えて`ed`を付けます(studied)。
study をマスターする鍵は、それが「結果」ではなく「プロセス」を表す動詞だと理解することです。
study の本質は、本を読んだり、授業を受けたり、何かを暗記したりと、知識や情報を得ようと努力する「過程(プロセス)」そのものです。その結果、知識が身についたかどうかは問いません。机に向かって頑張っている姿が`study`のイメージです。
I studied for the test for three hours. (私はそのテストのために3時間勉強した)I learned a lot from that book. (私はその本から多くのことを学んだ(身につけた))「たくさん`study`したけど、何も`learn`できなかった」という状況はあり得ます。この違いを理解することが重要です。
学校の科目や、大学の専攻、専門分野などを「学ぶ」という最も基本的な使い方です。
例文:My daughter is studying art history at a university. (私の娘は大学で美術史を勉強しています。)
art history - 「美術史」のような学問の分野には、通常冠詞は付きません。a university - 「(たくさんある中の)ある一つの大学」なので不定冠詞`a`が付きます。
例文:I have to study for a math test tomorrow. (明日は数学のテストのために勉強しなければならない。)
a math test - 「一つの数学のテスト」なので`a`が付きます。
学問だけでなく、地図や報告書、人の表情などを「じっくりと見て調べる」という、より広い意味でも使われます。
例文:The team is studying the market to develop a new product. (そのチームは新製品を開発するために市場を調査している。)
The team - 特定のチーム。the market - 特定の「その市場」。a new product - 「一つの新製品」。
`study`は「勉強、研究」という名詞としても非常によく使われます。
例文:A recent study showed the importance of a good sleep. (最近のある研究は、質の良い睡眠の重要性を示した。)
A recent study - 「ある一つの最近の研究」。the importance of ... - 「〜の重要性」という特定の概念。a good sleep - 「一つの質の良い睡眠」。
例文:He is in his study. (彼は書斎にいます。)
お疲れ様でした!`study`が、知識習得の「プロセス」に焦点を当てた動詞であることが、お分かりいただけたでしょうか。
`I studied English yesterday.`(昨日英語を勉強した)と`I learned some new words.`(新しい単語をいくつか覚えた)のように、`study`と`learn`をセットで使うと、あなたの学習体験をより豊かに表現できます!