ser vs estar

serestar、この二つの動詞を正しく使い分けることが、スペイン語が自然に聞こえるかどうかの分かれ道です。
たった一つのイメージを持つだけで、9割は見分けられるようになります。それは…
ser は『物事の本質』estar『その時々の状態や場所』です!

ステップ1:一目でわかる!`ser`と`estar`のテリトリー

それぞれの動詞が担当する役割(テリトリー)を一覧表で比較・確認しましょう。

ser (=「本質」) estar (=「状態・場所」)
人やモノの変わらない性質・アイデンティティ。「何であるか」を示す。 vs 人やモノの変わりうる状態や、物理的な場所。「どんな様子か、どこにあるか」を示す。
  • 描写: `La nieve es blanca.`
  • 職業: `Soy profesor.`
  • 特徴: `Él es amable.`
  • 時間: `Son las dos.`
  • 出身: `Soy de Japón.`
  • 関係: `Ella es mi madre.`
  • 場所: `El libro está en la mesa.`
  • 進行形: `Estoy comiendo.`
  • 状態: `La sopa está caliente.`
  • 感情: `Estoy cansado.`

ステップ2:意味が変わる形容詞で違いを体感しよう!

この使い分けを最もドラマチックに体感できるのが、serestarのどちらと組むかで意味が全く変わってしまう形容詞たちです。カードで違いを実感してください。

ステップ3:総仕上げクイズ!`ser`?それとも`estar`?

文脈から、serestarのどちらが適切か判断する練習です。カッコ内のヒントを手がかりに、正しい活用形を当ててみましょう。