ser
とestar
、この二つの動詞を正しく使い分けることが、スペイン語が自然に聞こえるかどうかの分かれ道です。
たった一つのイメージを持つだけで、9割は見分けられるようになります。それは…
ser
は『物事の本質』、estar
は『その時々の状態や場所』です!
それぞれの動詞が担当する役割(テリトリー)を一覧表で比較・確認しましょう。
ser (=「本質」) | estar (=「状態・場所」) | |
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人やモノの変わらない性質・アイデンティティ。「何であるか」を示す。 | vs | 人やモノの変わりうる状態や、物理的な場所。「どんな様子か、どこにあるか」を示す。 |
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この使い分けを最もドラマチックに体感できるのが、ser
とestar
のどちらと組むかで意味が全く変わってしまう形容詞たちです。カードで違いを実感してください。
文脈から、ser
とestar
のどちらが適切か判断する練習です。カッコ内のヒントを手がかりに、正しい活用形を当ててみましょう。