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Usos del pretérito imperfecto y diferencias con el indefinido🔊 (線過去の用法と点過去との使い分け)

前のページで線過去の規則動詞と、たった3つの不規則動詞 (Ser, Ir, Ver) の活用を学びましたね。 点過去が過去の「完了した点」を表すのに対し、線過去は過去の「線」、つまり継続していた状態や背景、繰り返されていた習慣などを表します。

この点過去と線過去の使い分けは、スペイン語の過去表現をマスターする上で非常に重要です。このページでは、まず線過去がどのような場面で使われるのか、その主な用法を整理し、その後で点過去との基本的な違いと見分け方のヒントを見ていきましょう。 この使い分けを理解することで、あなたのスペイン語はより自然で表現豊かになります!

Principales usos del pretérito imperfecto🔊 (線過去の主な用法)

線過去は、過去のある時点での「状況」や「背景」を描写したり、「習慣」を述べたりするのに使われます。

点過去(点・完了)と線過去(線・継続/背景)のイメージ

1. 過去の継続的な状態・状況の描写 (Descripciones🔊)

「~だった」「~のように見えた」など、過去のある時点での人、物、場所の様子や状態、天気、時間、年齢などを描写します。話の背景説明によく使われます。

  • Ese día hacía🔊 mucho sol y el cielo estaba🔊 azul. (その日はとても晴れていて、空は青かった。)
  • La casa era🔊 antigua pero muy bonita. (その家は古かったが、とてもきれいだった。)
  • Cuando tenía🔊 15 años, era🔊 un poco tímido. (15歳の時、私は少し内気だった。)
  • Eran🔊 las diez de la noche y no había🔊 nadie en la calle. (夜10時で、通りには誰もいなかった。)

2. 過去の習慣的な行為 (Acciones habituales🔊)

「(昔はよく)~していたものだ」「いつも~していた」など、過去に繰り返し行われていた習慣や行動を表します。

  • De niño, jugaba🔊 al fútbol con mis amigos todos los días. (子供の頃、毎日友達とサッカーをしたものだ。)
  • Antes, mi abuela cocinaba🔊 paella los domingos. (以前は、祖母が毎週日曜日にパエリアを作ってくれたものだ。)
  • Siempre íbamos🔊 de vacaciones a la playa en verano. (私たちは夏にはいつもビーチへ休暇に出かけていた。)

3. 過去のある時点で進行中だった動作 (Acciones en progreso🔊)

「~しているところだった」「~していた」と訳され、過去のある出来事(点過去で表されることが多い)が起こった時に、その背景で進行していた動作や状況を表します。

  • Cuando llegaste🔊, yo estudiaba🔊. (君が到着したとき、私は勉強していた。)
  • Mientras veía🔊 la televisión, sonó🔊 el teléfono. (私がテレビを見ていると、電話が鳴った。)
  • No 🔊 el timbre porque me duchaba🔊. (シャワーを浴びていたので、呼び鈴が聞こえなかった。)

線過去は、cuando era niño/joven🔊 (子供/若い頃), antes🔊 (以前は), siempre🔊 (いつも), todos los días/meses/años🔊 (毎日/毎月/毎年), a menudo🔊 (しばしば), frecuentemente🔊 (頻繁に), mientras🔊 (~の間) のような、過去の継続や習慣、同時性を示す言葉と一緒によく使われます。

Diferencias clave: Indefinido vs. Imperfecto🔊 (重要な違い: 点過去 vs 線過去)

点過去と線過去の使い分けは、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、以下のポイントを意識すると分かりやすくなります。

観点 点過去 (Indefinido) 線過去 (Imperfecto)
イメージ 過去の「点」
完了した一区切り
過去の「線」
継続、背景、未完了
主な意味 ~した (完了) ~していた (継続・習慣・状態)
動作 開始・終了が明確
一回限りの行為
連続した個々の行為
進行中の行為
習慣的な行為
明確な開始・終了なし
状態 (まれに) ある期間続いたが完了した状態 過去のある時点での状態・状況 (天気、気分、年齢、外見など)
物語での役割 主要な出来事、物語の進行 背景描写、状況説明
よく使われる時間表現 ayer, anoche, el año pasado, una vez, de repente など siempre, todos los días, a menudo, mientras, cuando era... など

多くの場合、線過去で過去の状況や背景を描写し、その中で点過去で具体的な出来事が起こる、という形で使われます。

例: Hacía mucho sol (背景: とても晴れていた) y decidimos ir a la playa (出来事: ビーチへ行くことを決めた).🔊

Práctica: Indefinido o Imperfecto🔊 (練習: 点過去? それとも 線過去?)

文脈から判断して、( ) 内の動詞を点過去形にするべきか、線過去形にするべきか選び、正しい活用形を入力しましょう。

Un truco para recordar🔊 (覚えるためのコツ)

点過去と線過去の使い分けをイメージする一つの方法として、映画に例えることができます。 映画の中で、物語を進める主要なアクションや出来事(例:ヒーローが悪者を倒した、主人公が目的地に着いた)は点過去で語られます。 一方、そのアクションが起こっている間の背景(例:その時、雨が激しく降っていた、町は静かだった、主人公は悲しんでいた)は線過去で描写されます。 このように、過去の「出来事の連続」と「状況の描写」を意識すると、使い分けの感覚が掴みやすくなるかもしれません。

Palabras clave de esta página🔊 (このページのキーワード)

  • Uso: 用法
  • Pretérito imperfecto: 線過去
  • Pretérito indefinido: 点過去
  • Diferencia: 違い
  • Descripción: 描写
  • Acción habitual: 習慣的な動作
  • Acción en progreso: 進行中の動作
  • Estado continuo: 継続的な状態
  • Fondo / Contexto: 背景 / 文脈
  • Narración: 物語
  • Completado: 完了した
    El indefinido se usa para acciones completadas.🔊 (点過去は完了した動作に使われます。)
  • Duración: 継続期間
    El imperfecto puede indicar la duración de una acción en el pasado.🔊 (線過去は過去の動作の継続期間を示すことができます。)
  • Mientras: ~の間 (同時性)
    Mientras yo cocinaba, él leía.🔊 (私が料理している間、彼は読んでいた。)
  • De repente: 突然 (点過去とよく使われる)
    De repente, empezó a llover.🔊 (突然、雨が降り始めた。)

Prueba de vocabulario🔊 (単語力テスト)

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