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Usos del pretérito indefinido e introducción al imperfecto🔊 (点過去の用法と線過去への導入)

これまでのページで、点過去の規則動詞といくつかの重要な不規則動詞の活用を学びましたね。 今回は、この点過去が具体的にどのような過去の状況を表すために使われるのか、その主な「用法 (usos🔊)」を整理して見ていきましょう。

そして、スペイン語にはもう一つ重要な過去時制「線過去 (pretérito imperfecto🔊)」があります。 点過去と線過去の使い分けは、スペイン語学習者にとって大きなテーマの一つです。このページでは、線過去の基本的な考え方にも少しだけ触れて、今後の学習に繋げていきたいと思います。

Principales usos del pretérito indefinido🔊 (点過去の主な用法 - まとめ)

点過去は、過去の「点」や「完了した一区切り」を表すイメージです。

点過去が表す過去の出来事のイメージ

1. 過去の完了した一回限りの動作・出来事

「~した」「~が起こった」と訳されることが多く、過去のある特定の時点で始まり、そして終わったことが明確な場合に用います。

  • Ayer comí🔊 paella con mis amigos. (昨日、友達とパエリアを食べた。)
  • Cristóbal Colón descubrió🔊 América en 1492. (クリストバル・コロンブスは1492年にアメリカ大陸を発見した。)
  • La película empezó🔊 a las siete de la tarde. (映画は午後7時に始まった。)

2. 過去に連続して起こった一連の完了した動作

物語を語るときなど、過去に次々と起こった出来事を順番に述べる場合に使われます。

  • Esta mañana, me levanté🔊, me duché🔊, desayuné🔊 y fui🔊 al trabajo. (今朝、私は起きて、シャワーを浴び、朝食をとり、仕事へ行った。)
  • Él llegó🔊 a casa, abrió🔊 la puerta y encendió🔊 la luz. (彼は家に着き、ドアを開け、電気をつけた。) (encender: 点ける)

3. 過去の一定期間にわたるが、既に完了した行為や状態

「その期間は~だった/~した」と、始まりと終わりが明確に区切られた過去の行為や状態を表します。

  • Viví🔊 en Madrid durante cinco años. (私はマドリードに5年間住んでいた。) (現在は住んでいない)
  • Ella trabajó🔊 en esa empresa desde 2010 hasta 2015. (彼女はその会社で2010年から2015年まで働いた。)
  • La Segunda Guerra Mundial duró🔊 seis años. (第二次世界大戦は6年間続いた。) (durar: 続く)

点過去は、ayer🔊 (昨日), anoche🔊 (昨夜), la semana pasada🔊 (先週), el año pasado🔊 (去年), hace dos días🔊 (2日前に), en 1990🔊 (1990年に) のような、過去の特定の時点や期間を示す言葉と一緒によく使われます。

Introducción al pretérito imperfecto🔊 (線過去への導入)

点過去が過去の「点」や「完了した区切り」を表すのに対し、もう一つの主要な過去時制である「線過去 (pretérito imperfecto🔊)」は、過去の「線」のようなイメージで、完了に焦点が当たらない状況を表します。

点過去 (Indefinido)

完了した動作、一回限りの出来事、連続した出来事

例: Ayer comí. (昨日食べた。)

線過去 (Imperfecto)

継続的な状態、習慣、背景描写、進行中の動作

例: Cuando era niño, comía mucho. (子供の頃、よく食べたものだ。)

線過去が使われる主な状況は以下の通りです (詳細は次の章で!):

点過去と線過去は、しばしば同じ文の中で組み合わせて使われ、物語や過去の出来事を生き生きと描写するのに役立ちます。 線過去の詳しい活用や用法は、A2レベルの第5章でじっくり学びますので、お楽しみに!

Práctica: ¿Indefinido o Presente?🔊 (練習: 点過去? それとも現在形?)

文脈から判断して、( ) 内の動詞を点過去形にするべきか、現在形のままにするべきか選びましょう。

Contar historias🔊 (物語を語る)

物語や過去の体験談を話すとき、点過去と線過去の使い分けが非常に重要になります。 点過去は物語の「骨組み」となる主要な出来事(何が起こったか)をテンポよく進めるのに使われ、線過去はその時の「背景」となる状況(天気、登場人物の様子、同時進行していたことなど)を描写するのに使われます。 この2つの時制を上手に組み合わせることで、スペイン語での表現が格段に豊かになりますよ。

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