いよいよ実践!韓国語であいさつしてみよう!
みなさん、ハングルの文字と読み方にもだいぶ慣れてきましたね!素晴らしいです!
この章では、いよいよ覚えたハングルを使って、実際の韓国語のあいさつを学びます。「こんにちは」「ありがとう」など、すぐに使える基本的なフレーズです。声に出して練習して、韓国語を話す楽しさを感じてみましょう!
フレーズの中の単語や文末の形にも注目してみてください。色分けで分かりやすくしていますよ。
基本のあいさつフレーズ集
안녕하세요? / 안녕하세요!
[アンニョンハセヨ] [annyeonghaseyo]
こんにちは / こんばんは / おはようございます (時間に関係なく使える丁寧なあいさつ)
疑問符「?」をつけると「お元気ですか?」というニュアンスにもなります。 「안녕 (安寧)」という言葉に、丁寧な語尾「하세요」がついています。
감사합니다.
[カムサハムニダ] [kamsahamnida]
ありがとうございます (丁寧な感謝の表現)
「감사 (感謝)」という漢字語に、動詞「하다 (する)」の丁寧な語尾「합니다」がついた形です。
네.
[ネ] [ne]
はい / ええ (肯定の返事、相槌)
아니요.
[アニヨ] [aniyo]
いいえ (否定の返事)
言葉の形が変わる?「語幹」と「語尾」のヒント
韓国語の動詞や形容詞は、日本語と同じように、文の中で使われるときに形が変わります(これを「活用」と言います)。
例えば、「する」という意味の基本の形は 하다 [ハダ] です。これは「辞書形」とも呼ばれます。
この 하다 が、「ありがとうございます」の「합니다 [ハムニダ] (します)」という丁寧な形に変わるとき、 하 の部分は変わらず、다 の部分が ㅂ니다 に変わっていますね。
- 基本形: 하다 (する)
- 丁寧な形: 하ㅂ니다 (します)
この変わらない部分 하 を「語幹(ごかん)」、変わる部分 다 や ㅂ니다 などを「語尾(ごび)」と呼びます。
韓国語では、この「語幹」にいろいろな「語尾」がくっついて、さまざまな意味や丁寧さを表します。これから少しずつ、この「語幹」と「語尾」の組み合わせの面白さを学んでいきましょう。これが「語基」の考え方にも繋がっていきますよ!
簡単な会話練習
さあ、覚えたフレーズを使って、簡単な会話をしてみましょう!
Aさん: 안녕하세요!
Bさん: 네, 안녕하세요!
Aさん: (何かを渡しながら) 이거요.
Bさん: 감사합니다!
Aさんの「이거요 (イゴヨ)」は「これです」という意味です。これもよく使う表現ですよ。