小説対策問題 059(本文1000字・選択肢10個+英訳)

本文(抜粋)

ある日、久しぶりにグループ全員が夜のオンライン通話で顔を合わせた。
クミは「画面越しでも、みんなの声が聞こえると元気が出るね」と微笑み、ナジミは「やっぱり話してると昔に戻れる気がする」と笑った。
イタオは「次はリアルで集まりたいな」と言い、コメヒョは「みんなで同じ場所にいる夢をよく見るよ」と少し照れくさそうに話した。
ソラは静かに「離れていても、こうして心がつながってるのが嬉しい」と語った。
画面の中に広がる笑顔と声が、それぞれの毎日に温かい灯りをともしてくれるようだった。

【問題】

この場面のグループの特徴や雰囲気として本文に最も合うものを選べ。

  1. 画面越しのやりとりは気まずく、盛り上がらなかった。
  2. 誰も再会を望んでいなかった。
  3. 昔の話は一切出なかった。
  4. オンライン通話でも温かさやつながりを感じていた。
  5. リアルで集まることを避けていた。
  6. 夢の中でもグループのことは考えなかった。
  7. ソラは会話に加わらなかった。
  8. みんな孤立した気分になっていた。
  9. 声を聞いても元気が出ることはなかった。
  10. 話しているうちに気まずさが増した。
【正解と解説】

正解:4

語句説明:
温かい灯り:安心感や優しさ、心の支えとなる存在。
つながり:物理的な距離があっても、心が結びついていること。

【コツ伝授】

【English Translation of the Passage】

One day, the whole group met face-to-face in a nighttime online call for the first time in a while.
Kumi smiled, “Even through the screen, hearing everyone’s voices cheers me up,” and Najimi laughed, “Talking like this feels like going back to the old days.”
Itao said, “Next time, I want us all to meet in person,” and Komehyo admitted, “I often dream that we’re all together in the same place.”
Sora quietly added, “Even when we’re apart, I’m happy that our hearts are connected like this.”
The smiles and voices filling the screen brought a warm light into everyone’s daily life.

レベル:共通テスト対策|更新:2025-07-23|問題番号:059