みんな、いろんな文の形や補語を勉強して、中国語の骨組みがしっかりしてきたね! 今日からは、その骨組みに、もっと詳しい情報(場所、時間、方向、対象、目的、理由、比較など)を付け加えて、文を豊かにするための大事な言葉、「介詞(かいし)」を勉強していくよ!
介詞は、英語の「前置詞 (preposition)」によく似ていて、名詞や代名詞の前に置かれて、それらの言葉が文の他の部分とどんな関係にあるのかを示す働きをするんだ。 「介詞 + 名詞/代名詞」で一つの塊(介詞句または前置詞句)を作って、それが動詞や文全体を修飾することが多いよ。 今日はまず、場所や時間、動作の対象を表す代表的な介詞から見ていこう!
「在」は、動作が行われる場所や、ある時点を表すのによく使われるよ。介詞句「在 + 場所/時間」は、動詞の前に置かれるのが基本だよ。
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私は図書館で本を読みます。
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彼は毎日朝7時に起きます。
「在」は動詞として「~にいる/ある」という意味も持つけど(第15課参照)、介詞として使うときは後ろに場所や時間を伴って、さらに動詞が続く形になるよ。
場所や時間の「始まりの点」を示すよ。
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私は学校から歩いて家に帰ります。
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明日から、私はダイエットを始めます。
場所や時間の「終わりの点」「到達点」を示すよ。(動詞の「到」や結果補語の「到」と区別してね!)
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私たちは夜までずっと遊びました。
2つの場所や時間の間の「隔たり」や「距離」を表すよ。「~から~まで」とセットで「离A到B有多远?(AからBまでどのくらい遠い?)」みたいにも使うよ。
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私の家は学校からとても遠いです。
動作が向けられる相手(対象)や、動作によって利益を受ける人(受益者)を表すよ。「~のために」という意味も持つことがあるんだ。(動詞の「给 - あげる」とは区別してね!)
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私はお母さんに電話をします。
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彼は私に友達を一人紹介してくれました。
動作や感情が向けられる対象や、ある事柄との関係性を示すよ。
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彼はこの問題に対してとても興味を持っています。
中国語の介詞は、英語の前置詞 (prepositions) と同じように、名詞や代名詞の前に置かれて、場所・時間・方向・対象などの関係を示す働きをするね!
一番大きな違いは、やっぱり語順だね!
英語では前置詞句が文末に来ることも多いけど (例: I read books in the library.)、中国語の介詞句は、基本的に動詞の前に置かれて、動詞を修飾することが圧倒的に多いんだ (例: 我在图书馆看书。)。
この語順の感覚を掴むのが、介詞をマスターする上でとっても大事だよ!
Lesson 71: Common Prepositions (介词 - jiècí) Part 1 (Place, Time, Object)
This lesson introduces prepositions (介词 - jiècí) in Chinese. Prepositions are placed before nouns or pronouns to form prepositional phrases, which typically modify verbs or entire clauses to indicate relationships such as place, time, direction, object, purpose, etc. A key feature is that prepositional phrases usually appear before the main verb.
The placement of prepositional phrases before the verb is a fundamental aspect of Chinese sentence structure, differing from the more flexible placement (often post-verbal) in English.